« 明日はまたまた葉山でライブ。 | トップページ | 正直に生きる »

2017年8月14日 (月)

伊丹万作 (映画監督)「戦争責任者の問題 (1946年)」より抜粋

「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。

「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。

一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。

« 明日はまたまた葉山でライブ。 | トップページ | 正直に生きる »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1387359/71418763

この記事へのトラックバック一覧です: 伊丹万作 (映画監督)「戦争責任者の問題 (1946年)」より抜粋:

« 明日はまたまた葉山でライブ。 | トップページ | 正直に生きる »